2019年1月4日 カテゴリー:1章 WORD2010

word2003で保存したファイル

まず、保存したファイルの拡張子が異なります。

2003・・・・・doc
2010以降・・・・・docx
したがって、作成した文書をやりとりするときは注意が必要です。

まず、Word 2003の文書(doc形式)はWord 2010以降で読み込めます。逆に、Word 2010の文書(docx形式)はWord 2003ではそのままでは読み込めません。読み込むには、Word/Excel/PowerPoint 用 Microsoft Office 互換機能パックとその他の必要なOfficeの更新プログラムをインストールしておく必要があります。
なお、Word 2010でWord 2003と同じdoc形式の文書を作成することは可能です。
2003形式のファイルを2010で扱う場合は、そのまま2003形式で編集を加えることもできますし、色や図の編集機能を新しいものを使いたいのであれば、2010形式で保存し直して使うことができます。
保存したファイルの、拡張子、もしくはアイコンの違いをよく確認して、どちらの形式のファイルかを注意してつかいましょう。本書では2003形式と言っていますが、実際は、
Word97-2003文書形式        1月度の報告.doc
Word文書形式(2010以降文書形式のこと)1月度の報告.docx
を選択することになります。

 

とくに、2003文書形式と2010文書以降形式では、改ページなどがずれることが見受けられますので、印刷プレビューを忘れずに行いましょう。
2003以前のWordでは、単なる保存操作で、もれなく、97-2003文書形式ということになります。2010形式以降で保存はできません。
なお、Word2007で保存した文書も拡張子は.docxとなりますが、Word2007は2010より利用できる機能が少ないので、2010では2007で作られたファイルを「互換モード」扱いとします。
そのファイルを今後は2010でしか使わない、ということであれば、2010で開いたあと、「Word文書」形式で「名前を付けて保存」してください。ここで保存したファイルは、2010では互換モード表示が出なくなるはずです。